2010年4月18日日曜日

1Q84 book3


.

















前回は予約してなくて待たされた1Q84、今回はちゃんと予約して買いました。
先ほど読了。満足しました。
ただ、今回、初めて村上さんの本を読んで違和感を感じました。たしかbook2の最後で青豆さんは死んだのでは?それが実は生きていて・・・ということに「マジ???」って感じで。book2が手元にないのでどのような描写であったのかは定かではないのですが。まあ、そこはちょっと僕の記憶違いということにして気を取り直して読み進めると、まあいつもの村上ワールドで、おもしろかったです。

最近はあまり新しい作家の本を読むことが少なくなり、好きな作家の新刊を読むことが増えてしまっています。ただ、そうなると、作家もだんだん歳をとって、あと何作この人の本が読めるのだろうと思う人も出てくるわけで。村上さんはまだ大丈夫ですが、丸谷才一さんは、あと何本長編を書いてくれるのでしょう?あんなに笑える小説を書ける人は少ないです。丸谷さんと金井美恵子さんは、本当に笑わせてくれます。ちなみに、これは僕にとっては最高のほめ言葉です。
今の僕が、新刊が出たら必ず買うのは、その3人と、村上龍・池澤夏樹・内田樹・四方田犬彦・菅啓次郎(最後の3人は小説じゃないですけど)ってところですかね。
でも、一番好きなのは、ピチカートファイブの小西康陽さんの文章。最高です。少し前からREADYMADE V.I.Cというご自身のレーベルのブログで毎日文章を更新していて、それを読むのが毎日の幸せ。でも、なぜか過去の文章は読めないようになっていて。わざとなんでしょうけど、そしてそれも小西さんらしいのですが。

0 件のコメント:

コメントを投稿