2009年11月28日土曜日

Robert Frank の写真集 『PORTFOLIO』


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の一番好きなカメラマン、ロバート・フランクの写真集。青山ブックセンターで買いました。
あとがきによると、彼がスイスからニューヨークに来た時に、仕事を得るための資料として用意した40枚の写真をまとめたものだそうです。
今年、ロバート・フランクは、ワシントンを皮切りにサンフランシスコ、そして今はニューヨークで「LOOKING IN」という回顧展をやっています。見に行きたいのだけど・・・。1995にやった「MOVING OUT」展は、日本では見逃したのですが、たまたまニューヨークで見ました。いたく感動したのを覚えています。
そのあとニューヨークに行ったときには、彼の家の前まで行って写真を撮りました。イーストビレッジの下のほう、当時のニューヨークはあまり治安がよくなく、そのあたりもひとけのない、なんかちょっと荒んだ感じのエリアだった記憶があります。
ニューヨークのフリーマーケットで、ずっと探していたニューヨークタイムズマガジンのロバート・フランクの特集号を買ったことがあります。その店のおじさんは、「ソーホーのフォトグラファーズプレイスって本屋知ってるか?そこでたぶん彼のNew York to Nova Scotiaって写真集があると思うから、お勧めだよ」と教えてもらったのですが、その時は在庫がなく、何年かして東京のIDEE(にまだ本のコーナーがあったころ。いいセレクトでしたよね、今はなくなってしまったのが残念)では高すぎて買えず、そのあと再版になってから買いました。それよりも、その時、ニューヨークタイムズマガジンは1冊しか買わなかったのにそのおじさんが間違えて2冊袋に入れてくれていたのにホテルにもどってから気がついて、翌日返そうともう一度そのフリーマーケットにいったのですが、おじさんはおらず・・・今でも2冊もらったままです。おじさん、ごめんね。このブログ読んでたら連絡ください、って読んでるわけないですよね。フォトグラファーズプレイスというその本屋も今はもうありません。
ロバートさん、84歳だそうですが、いまでも元気にご活躍のようです。STEIDLからこのところ何冊か写真集が出ていて、先日アマゾンでオーダーしてしまいました。
ロバート・フランクとダニー・ライオン、お気に入りです。

2009年11月21日土曜日

パピエラボのPHノート


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この間出張で東京に行ったついでに、1泊して東京を散歩してきました。
住むのはともかく、東京はたまに行くとすごく楽しい。テンションあがります。
グレイのノートは、パピエラボのオリジナルのノート。表紙の質感とグレイの色がいい感じです。
ここは小さい店ながら独特の世界観があって、行くたびになにかしら発見があります。
下の黄色の表紙は、ご存知ポスタルコの方眼ノート。最初に買ったときに、その紙の質感というか、書きやすさに感動した記憶があります。今回は日本橋の店まで行けなかったのですが、次回ぜひ行きたいです。ノートそのものはあちこちで売っていますが、せっかくなら、あの店のあの雰囲気のなかで買いたいのです。
今回一番感動したのは、新しいアンダーカバーのショップ。ちょっとだけ引っ越ししたのですが、天井の照明が特に素晴らしい。美しいです。行かれる方はぜひ日没後に。ただ、今までは3フロアだったのが2フロアになってしまったので、今までの地下のギャラリースペースが少なくなったことは残念。でも、地下にガラス張りの中庭みたいなのがあって、今回はあのリンゴ(?)の木がありました。今後に期待です。

2009年11月15日日曜日

モトヤエクスプレスのカフェラテ




















会社員なので昼食はほとんど社員食堂なのですが、そのあとコーヒーを飲みに出かけるのが日課です。夏の暑い日も、北風が冷たい日も、雨の日も、会社にいる限りはほとんどこのコーヒーを飲みに出かけます。まあ、コーヒーといいながら、普通のコーヒーはちょっと苦手なので、いつもカフェラテなのですが。
で、会社のすぐそばにモトヤエクスプレスがあって、そこに行くのが常です。非常に感じのいいマスターがいて、ロバート・フランクとジェームス・テイラーと細野晴巨が好きという点でも好みの近い人。
ここでカフェラテを買い、すぐそばの公園というよりはちょっとした広場程度のところで、ベンチに腰掛けてぼんやりします。雨の日は、店の前にある椅子に座りますが、そこは屋根があるので、普段は座りません。外でコーヒーを飲むのが好きですが、できれば屋根やひさしやパラソルがないほうが好きなのです。
一時、このモトヤエクスプレスがお休みしていた時があって、途方にくれました。もしこのままモトヤが復活しないなら、会社を続けられるか不安になったほどです。
無事に店も再開し、僕も会社員を続けられています。

2009年11月8日日曜日

BEAVERのキルティングベスト



















このベスト、去年神戸のとあるショップで見かけたのですが、なぜかレディスサイズしかなく断念。今年になって違う店でも見かけたのですがなぜかそこもレディスのみ。諦めていたのですが、昨日たまたま大阪で見かけて、購入しました。なんとなく今年はベスト気分なもので。
ハンティング風に、肩のところに革のパッチが付いているのが愛嬌です。
実は先日、ラベンハムの同じようなツイードのベストを試着して、とても欲しかったのですが、なにせベストごときに5万もしたのであきらめました。それは一着のベストのパーツごとにツイードが違う柄になっていて、すごくよかったのですが・・・。これで十分です。

バーバラ・アイガンのマグカップ



















ブログを始めることにしました。お気づきのとおり、タイトルは植草甚一さんのエッセイのタイトルから。若い人はピチカートの小西さんのエッセイのタイトルからと思われるかもしれませんが。そして、記念すべき(?)第一回は、ずいぶん昔にニューヨークで買ったマグカップ。ホイットニー美術館のとなりにホイットニー・ネクストドアというミュージアムショップがあった頃ですからもう15年以上前?バーバラ・アイガンというアメリカのセラミックアーティストのものらしいのですが、実はよく知りません。なんとなく雪だるまのような、ほっこりした丸さに惹かれて買いました。レートの関係もあって、別に高いものではなかった記憶があります。それから、毎週週末はこのマグカップでカプチーノを飲むのが習慣になっています。最近心配しているのは、これが割れたらどうしよう?ということ。どこかで似たようなものがあるのか?確か数年前には日本のコンランショップでもこのバーバラ・アイガンの食器がありましたが、そういえば最近見ません。落とさないように気をつけます。