2011年1月30日日曜日

プラハ


















昨年の11月末にウィーン・プラハに行ってきました。
一度、クリスマスシーズンのヨーロッパというものに行ってみたかったのです。
ウィーンは、すでにもうクリスマスマーケットが始まっていて、街中がクリスマス気分満開。街のあちこちにクリスマスマーケットが立ち、それがそれぞれに個性があって、満足しました。
プラハは僕がいた週の翌週からがマーケットの開催だったので、まさにクリスマスの準備中って感じでしたが、街そのものに味があって、いい感じのところです。古い建物が残っていて、あちこちに銅像やらがたくさんあって、なんというか、フィレンツェをちょっと薄暗くしたみたい。実際に天気も曇りの日が多かったのですが、それが似合う街。日が差しているときもあったのですが、それよりもどんよりとした空が似合うところです。
博物館なんかに行くと、社会主義国の名残もなんとなくあって、それもまた味です。物価も安いし、ビールはおいしいし。ただ、煙草を吸う人が多く、分煙が進んでいないので、カフェなんかではちょっと苦しい時がありました。
写真は、プラハの街にあった、犬のフンを持ち帰るための袋が置いてあるスタンド。
でも、あんまり利用されていないのか、結構道端にフンが落ちていましたけど。

2010年9月5日日曜日

MING MAGAZINE

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先日久しぶりに中国出張に行ってきました。3年ぶりの中国です。
広州・上海を2泊3日で回るという駆け足のスケジュールだったのでほとんど街を見ることはできなかったのですが、広州の空港で見つけたのがこの雑誌 ”MING  明日风尚”。かなりクールです。
帰ってからネットで調べてみると、以前からあった雑誌のようですが、ちょっと前にリニューアルしてこんな感じになったようで、まあ、あえて言えば、MONOCLE の中国版?世界情勢からアート・ファッション・ライフスタイルまで網羅する感じでしょうか。意外とこの感じ、日本にはないんですよね。もちろん中国語なのでたいして読めるわけではないのですが、なにせ漢字なのでタイトルの半分くらいは理解できるのがありがたい。広州から上海の移動の飛行機の中でじっくり見て、読後感は「なかなか読みごたえのある雑誌(読めもしないくせに、ですが)」でした。
定期購読したいのですが、海外向けの定期購読は受け付けていないらしく・・・。残念です。

2010年6月13日日曜日

アアルトハウス


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GWにヘルシンキに行ってきました。北欧に行ってみたいと思い続けて5年以上でしょうか?やっと念願が叶いました。
日程も短かったので、ヘルシンキだけに絞ったのですが、なかなかにいい街でした。こじんまりとして、のどか。物価は安くはないですが、ユーロがだいぶ下がっていたので、まあなんとかなる範囲。
で、お決まりの、アアルトハウスにも。ガイドブックでトラムの駅は分かっていたのですが、そこから先が怪しく・・・。結局道に迷って、地元の人に聞いてたどり着きました。ヘルシンキの人はみんなやたらと親切で、道を聞くと必ず連れて行ってくれます。ありがたいです。
といいつつ、もし行かれる方のためにちょっと道案内。トラムの4番でLaajalahdenaukio(終点の2つ手前)で降ります。降りたら、そのままトラムが向かう方向へと進むとすぐにトラムは左折。それに沿って道を左に曲がります。その角にはちょっとした食料品屋みたいなのがあったような。
そしてそこから道の左側の歩道を歩いて、確か最初の角を左に曲がります。緩やかな登り坂です。右手には、学校ではないけど、何かの教育施設のようなものがあって、それを越えてちょっと行った右手がアアルトハウス。白い壁に黒い屋根。看板はなかっはず。トラムの駅から歩いて5分とか7分とかでしょうか。
それにしても、日本なら、必ず看板があちこちに建っていて、へたすりゃ向かいに土産物屋まで建ちそうな勢いですが、なんとまあヘルシンキのシンプルなこと、なんの案内もありません。まあ、そのほうがいいのですが。ちなみに住所は  riihitie 20 helshinki 。グーグルアースで下見してください。
画像は、アアルトハウスの暖炉の上にあったオブジェ。

余談ですが、地球の歩き方に書いてあるアラビアファクトリーの行き方は間違っています。6番のトラムは正しいのですが、終点ひとつ手前でなく、終点で降りるのが正しいです。外を見てたら、どのガイドブックにも出ているあの古めかしい工場が見えるので、そこで降りたら大丈夫。でも、僕としては、アラビアミュージアムに期待していたのですが、大したことはなく、ちょっと期待外れ。個人的には行かなくてもよかったかも?なスポットでした。

2010年5月9日日曜日

BERLIN BOOKS

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久しぶりに大阪へ。で前から何度か行ったことのあるこの本屋に行きました。で、ちょっと感動。今まではなんとなくおしゃれな洋書系の古本屋だと思っていたのですが、意外と日本の、それも文系のというのでしょうか、小説とかエッセイとかのセレクトが最高。今までなぜそこに気がつかなかったのか不思議です。なにを見ていたのやら。
買ったのは『THE SELBY IS IN YOUR PLACE』(これは洋書)と多和田葉子(これは新刊)と堀江敏幸(これは古本)。満足です。
そのあとSTRATOでOR SLOWのショートパンツを買って帰りました。

2010年4月18日日曜日

1Q84 book3


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前回は予約してなくて待たされた1Q84、今回はちゃんと予約して買いました。
先ほど読了。満足しました。
ただ、今回、初めて村上さんの本を読んで違和感を感じました。たしかbook2の最後で青豆さんは死んだのでは?それが実は生きていて・・・ということに「マジ???」って感じで。book2が手元にないのでどのような描写であったのかは定かではないのですが。まあ、そこはちょっと僕の記憶違いということにして気を取り直して読み進めると、まあいつもの村上ワールドで、おもしろかったです。

最近はあまり新しい作家の本を読むことが少なくなり、好きな作家の新刊を読むことが増えてしまっています。ただ、そうなると、作家もだんだん歳をとって、あと何作この人の本が読めるのだろうと思う人も出てくるわけで。村上さんはまだ大丈夫ですが、丸谷才一さんは、あと何本長編を書いてくれるのでしょう?あんなに笑える小説を書ける人は少ないです。丸谷さんと金井美恵子さんは、本当に笑わせてくれます。ちなみに、これは僕にとっては最高のほめ言葉です。
今の僕が、新刊が出たら必ず買うのは、その3人と、村上龍・池澤夏樹・内田樹・四方田犬彦・菅啓次郎(最後の3人は小説じゃないですけど)ってところですかね。
でも、一番好きなのは、ピチカートファイブの小西康陽さんの文章。最高です。少し前からREADYMADE V.I.Cというご自身のレーベルのブログで毎日文章を更新していて、それを読むのが毎日の幸せ。でも、なぜか過去の文章は読めないようになっていて。わざとなんでしょうけど、そしてそれも小西さんらしいのですが。

2010年4月4日日曜日

かぶりのボタンダウンシャツ

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シャツに限らず、かぶりの服が好きです。脱ぎ着が面倒なのはわかっていますが、なんとなく好きなのです。先日もかぶりのブルゾンを買いました。
このシャツは、INDIVIDUALISED  SHIRTSのもの。同じ形をずいぶん前に買って愛用しています。でも、それがさすがにだいぶくたびれてきたので代わりを探したのですが、なかなか見つかりません。やっとネットで見つけて、東京出張のついでに手に入れました。
白ですが、ヘリンボーンの織柄になっています。本当は普通のオックスとかでよかったのですが。かぶりでダンガリーのとかがあったら最高なのですが、まあ、贅沢は言いません。
これにショートパンツで夏は乗り切れそうです。

2010年3月22日月曜日

PEACEFUL

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土曜日はいい天気でやたらあったかくて、ゴールデンウィークを思わせるような陽気でした。しかし、そんな日に限って珍しく休日出勤(涙)。
でも、せっかくなので、昼休みにちょっとお散歩ってことで、ポートアイランドの南公園まで。普段は人が少ない公園ですが、天気がよかったせいもあって、マーチングバンドの練習のチームやら、ゲートボールに興じる老人、サッカーする親子、クラリネットの練習をするおじさんと、みんなそれぞれにこの天気を楽しんでいて、とてもPEACEFULな光景でした。
写真に写っているのはその公園の中にある、デザイン事務所兼カフェ。ちょっと時間が早く、準備中だったのでコーヒーは飲めなかったけど、こんなのが公園のなかにあるというだけで幸せな気持ちになります。
僕もちょっとだけですが、ひなたぼっこできて、満足しました。